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富山のくすりアラカルト
富山県とくすりの深い関係

「富山のくすり」は、富山のルーツ

富山県は豊かな水資源と低廉な電力を活用し、重化学工業が発展するなど、日本海側でも屈指の工業集積県です。
その中でも医薬品製造業は産業分類別生産金額が県全体の12.7%を占めるなど、重要な基幹産業となっています。
平成26年の県医薬品生産金額は6,163億円で全国2位、また人口当たりの医薬品生産金額、製造所数および従業者数はいずれも全国1位であり、まさに薬業県としての地位を誇っています。

富山県の産業中分類別出荷額

その富山県薬業の今日の基盤を成したのが、300年以上の歴史と伝統を誇る売薬業でした。富山売薬が培ってきた実績は、医薬品製造企業の設立をはじめ、品質力や製剤技術力の向上を推し進め、国内でも高い評価を受けています。
さらに、薬の売薬行商に必要な包装用の紙器業をはじめ、お得意先にプレゼントした紙風船や売薬版画などを製作する印刷業の発達ももたらし、のちに薬のチューブやアルミ、プラスティック等の周辺産業の育成につながりました。

そして明治に入って全国的に近代産業が起こった時、蓄えた「売薬資本」や各地で見聞した知識を基に、銀行、電力会社、製薬会社などを作り、富山県の産業の近代化に多大に貢献。
同時に、人材の育成にも力を入れ、共立薬学校(現・富山大学薬学部の前身)を創立するなど教育面でも大きな役割を果たしており、まさに「富山のルーツ」たる所以といえます。